太閤秀吉が思わず”うまい”と口にしたとされる、本家菊谷の「御城之口餅」が気になります。
太閤秀吉と言えば、
豊臣秀吉または羽柴秀吉、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、織田信長の後を継いで天下を統一し、「近世封建社会」の基礎を築いた人物。
その太閤秀吉が、
こよなく愛したとされる「御城之口餅(おしろのくちもち)」とは何?
「御城之口餅」どこに行けば食べれるのか、調べてみました。
この記事の内容
- 1.本家菊谷「御城之口餅」とは?
- 2.「本家菊谷」の詳細
- 3.「御城之口餅」のツイート
1.本家菊谷「御城之口餅」とは?
御城之口餅(おしろのくちもち)、つぶ餡のきな粉餅のことです。
豊臣秀吉が名付けて約四百年続く味
豊臣秀吉が名付けたてから、現在まで約四百年続いてます。
秀吉の弟、豊臣秀長公から茶会の為に、豊臣秀吉公をもてなす珍しい菓子を作るように命じられ、誕生したのが「鶯餅」です。
時が経ち、お城の入口で売っているお餅から「御城之口餅」と改名され現代に至ります。
一説には全国のうぐいす餅の原型ともいわれているみたいです。
小豆、餅米、きな粉は全て国産
- 小豆は、北海道十勝産や丹波産を使用した最高級を使用
- 餅米は、近江産の餅米を使用
- きな粉は、国産青大豆を使用
全て国産の厳選したものを使用し、餅米から餅をついて作るというこだわり。
餡はこしあんではなく、つぶあんなので好みが分かれますね。
2.「本家菊谷」の詳細
御菓子司 本家菊屋 天正十三年(1585年)創業
嘉永の大地震(1854年)で倒壊、1855年に再建されました。
お店を開けるとき、閉めるときは当時のままだそうです。
所在地 | 〒639-1134 奈良県大和郡山市柳1丁目11 |
TEL | 0743-52-0035 |
営業時間 | 8時00分~19時30分 |
定休日 | 元日のみ |
アクセス | 近鉄郡山駅より徒歩5分 |
駐車場 | 6台 |
3.「御城之口餅」のツイート
Twitterのツイートで「御城之口餅」に関して、実際の声を引用させていただきました。
奈良には美味い菓子はないと思っていたけど〈御城之口餅〉は今朝の茶にぴったし。程よい粒餡を包んだ薄い餅にきな粉をまぶした小さな菓子。つい二つみっつ。 pic.twitter.com/w4UeGJzxzS
— 篠原 勝之 (@ge_jitsukaKUMA) June 21, 2017
この前 “ うぐいす餅 ” をアップした時、その命銘が太閤秀吉によるコト、その餅菓子を作った店が今も連綿と450年近くそれを作り続けているコトを呟きました。
奈良へ行ったので、その “ 元祖うぐいす餅 ” を買って来ました。名前は “ うぐいす餅 ” ではなく、『御城之口餅』と称して売られています。 pic.twitter.com/kolY0wclcI— 光惟 (菓子暦) (@cwjkd) March 6, 2021
御城之口餅、気になる人は(@daibuyer_tokyo)見てみてね。#ハイ_ポール pic.twitter.com/7bHytFjfMg
— ポール (@hi_poul) June 30, 2016
あー、これ見てると食べたくなってきた。
和菓子なので好みは分かれるところですが、甘さ控えめで一口サイズで何個でも食べれそう。
出張などで近くに行く機会があれば、一度立ち寄りたいお店です。
どうしても遠方なので行けないという人は、お取り寄せもできますよ。
「御城之口餅」15個入りで1,620円 お手頃!
4.まとめ
太閤秀吉がうまいと口にした本家菊谷「御城之口餅」が気になって調べてみました。
「御城之口餅」は太閤秀吉が名付けしてから、約400年も続いてるのは驚きです。
“うぐいす餅”の原型となってるのも、一度食べてみたい理由のひとつ。
御菓子司 本家菊屋は、400年余りも出来る限り作り方を守り続けてきたから、ファンも多いのだと納得。
奈良県にはなかなか行けませんが、出張などで近くに行ったときはぜひ、立ち寄りたいお店です。